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資産運用の王道はアメリカ株への長期投資

この記事の結論は、タイトルのとおりです。資産運用の王道は、アメリカ株への長期投資です。

日本には、日本企業の個別株をなんとなく買ってみたり、貯金を銀行に預けっぱなしにしていたり、 なぜか金を積み立てたり、ワンルームマンション投資を始めたりする人が多すぎます! この記事を読んでいる方には、アメリカ株への長期投資を中心に、資産運用を考えていただけると幸いです。

長期投資はアメリカ株ですべき理由

理由1. アメリカ株の歴史的リターンは十分に高い

アメリカ株の代表的な株式指数である、S&P500に投資した場合、その歴史的リターンは7%程度です。 この値は、インフレ率を調整した実質値で、配当込みです。 電卓で計算すればすぐに分かる通り、7%というリターンを毎年つづけると、10年後には資産は2倍になっています。 10年で2倍になるというのはほとんどの人にとって十分な成果ではないでしょうか?

過去50年間のS&P500指数の推移は、Wikipediaでみることができます。

S&P 500 Index - Wikipedia

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By Overjive - Own work, CC BY-SA 4.0, Link

このグラフは、S&P500指数の対数をプロットしたグラフになります。 調子が悪い時は、10年ほど停滞することもありますが、基本的に右肩上がり一直線です。 (仮にS&P500の値が10年間変わらなかったとしても、その間に配当金が支払われているので、年率の実質リターンは2%程度はあります。)

他のアセットとの比較

日本株や債券などのリターンはどのくらいになるのでしょうか? myINDEXというサイトで簡単に調べることが出来ます。このサイトは内容が充実しているのでおすすめです。

myindex.jp

S&P 500 (配当込み)をみると、円建て(名目)で年率8.7%となっています。これは、他の投資対象と比較してもトップレベルの高さです。

理由2. アメリカ株への長期投資で損失がでる可能性は低い

株価のボラティリティ(変動)は比較的大きいです。 リターンが30%を超えることもあれば、-30%の損失になることもあります。 しかし株式は、平均的なリターンが大きいので、多少マイナスの年があっても、結局累計では儲かります

一方、国債はボラティリティは小さいのですが、期待リターンが低いので、ちょっとインフレになっただけで実質リターンが累計でマイナスになってしまいます。

以下のグラフは、S&P500へ投資した時、X年後に損失が出ている確率です。 (https://github.com/zonination/investingより)

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過去のデータによると、S&P500へ投資して、15年後にマイナスになっている確率は4.37%です。 1907年の世界恐慌、1929年のウォール街大恐慌、1970年台オイルショックの直前に投資したケースでマイナスになりました。 ドルコスト平均法のように、何年かかけて少しづつS&P500へ投資していった場合、 マイナスになる確率は更に減ります。

2008年には、いわゆる「リーマンショック」による株価の暴落がありましたが、2011年には暴落以前の水準に 株価が回復しています。

このように、長期投資では確実にプラスになるアセットクラスは、米国株式だけです。

理由3. アメリカの競争力は圧倒的

下記の表は、2016年12月の世界時価総額ランキングです。

Rank 会社名 国籍 時価総額 (億$)
1 Apple Inc アメリカ合衆国 6175
2 Alphabet アメリカ合衆国 5390
3 Microsoft アメリカ合衆国 4833
4 Berkshire Hathaway アメリカ合衆国 4016
5 Exxon Mobil アメリカ合衆国 3742
6 Amazon.com アメリカ合衆国 3563
7 Facebook アメリカ合衆国 3315
8 Johnson & Johnson アメリカ合衆国 3134
9 JPMorgan Chase アメリカ合衆国 3087
10 General Electric アメリカ合衆国 2795

見て分かる通り、上位10社の全てがアメリカの企業です。 時価総額ランキング上位50社まででも、50社中の33社がアメリカの企業です。 アメリカの株式市場では、世界トップレベルの競争力を持つ企業の株を買うことが出来ます。

過去の時価総額 (market capitalization) ランキングの推移は、 List of public corporations by market capitalization - Wikipedia で見ることが出来ます。 近年のランキングでは、Apple、Alphabet(グーグル)、Amazon、FacebookなどのIT企業の躍進が目立ちます。

今後10から20年で、IT・人工知能分野での革命が予想されています。 この革命をリードし利益を得るのは、アメリカの企業になる可能性が高いです。 例えば、Alphabet (Google) は、囲碁AIのAlpha Goからも分かる通り、非常に高いAI技術力を持っています。 自動運転、パーソナルアシスタント などの分野で競合企業を圧倒し、勝ち残っていくでしょう。

アメリカ株への長期投資を勧めるひとびと

アメリカへの長期投資を勧める人は、私だけではなく、世の中に大勢います。 その方々をすこし紹介したいと思います。

ウォーレン・バフェット

ウォーレン・バフェットは、アメリカ企業への長期投資により莫大な資産を築いた投資家。 彼の投資会社のバークシャーハサウェイは、上記の通り2016時価総額ランキングの4位につけており、 個人資産も7兆円を超えると言われている。私も含めて、バフェットファンは多いです。

時機を逸することへの対策は、長期にわたって株を持ち続け、景気が悪化して株価が下がっているときには決して売らないことである。 このルールに従っていれば、さまざまな分野に手を広げながらもコストを最小限に抑えたい「知識のない」投資家でも満足のいく結果をほぼ確実に出すことができる。

[新版]バフェットの投資原則―世界No.1投資家は何を考え、いかに行動してきたか

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ジェレミー・シーゲル

ジェレミー・シーゲルは、ペンシルバニア大学の教授であり、インデックス投資の教祖的存在。

過去100年にわたり、株式への投資利回りが常にその他の金融商品を上回っていたという事だ。1929年の大暴落の時でさえ、株式への長期投資の優位性は変わらなかったのである。

株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド

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