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ビットコインで海外送金する

ビットコインのユースケースとして、 海外送金 が取り上げられます。 しかし、ビットコインを経由して海外送金するとあるときは得になり、あるときは損になります。 この記事ではビットコイン送金を賢く使う方法を考えます。

注意点1. 両替が2回必要

日本円をアメリカドルで送金する場合、両替は [日本円] -> [米ドル] の1回で済みます。 しかし途中でビットコインを挟むと、両替は [日本円] -> [Bitcoin] -> [米ドル] の2回必要です。 両替の回数が増えると、その分両替手数料がかかります。 また、取引所から銀行に送金する場合にも別途手数料がかかります。

注意点2. 取引所によってビットコインとの交換レートが異なる

世界の取引所でのBitcoinの交換レートは Crypto-Currency Market Capitalizations で確認することが出来ます。日本では売却よりも購入の需要が強いので、日本の取引所でのレートは、高めになっています。 特にこのギャップは値動きが激しい時に顕著です。

海外から日本への送金で得をする

2017年1月6日現在のBitcoin価格は、およそ

  • coincheck BTC/JPY $940
  • bitFlyer BTC/JPY $940
  • Kraken BTC/USD $900

となっています。 円建て・ドル建てのBitcoinの価格差は時によりますが、およそ ~4% 程度のことが多いです。 coincheck と bitflyerは、国内大手の交換所・取引所で、Bitcoinと日本円を両替することが出来ます。 Krakenも世界的に有名な大手の交換所で、Bitcoinだけでなく、Ethereum, Zcashなど多くの仮想通貨を両替出来ます。

最高値でビットコインを売るため、 coincheck, bitFlyer ともにアカウントをつくっておいて損は無いと思います。

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送金シミュレーション (概算)

アメリカにある1万ドルを、日本に送金するケースを考えましょう。 (簡単のため、1ドル100円とします)

  • まず、アメリカの銀行からKrakenのドル口座に送金するのに、おおよそ$40程度手数料がかかります (正確な手数料額は場合による)
  • KrakenでドルをBitcoinに両替するのにかかる手数料は、高々0.5%程度です。

この時点で、約11.0BTCになります。

  • これを日本のbitFlyerに送金します。 Bitcoinの送金なのでほぼ無料です
  • bitFlyerでは取引所では手数料がないので、そのまま円に変換できます
  • bitFlyerから日本の銀行への出金手数料は、756円です

結局日本の銀行口座に入ったお金は、1033763円となります。 つまり、Bitcoinを経由して送金した所、3万円以上儲かってしまいました!! これは、アメリカで安くビットコインを購入し、日本で高くビットコインを売るというアービトラージ(裁定取引)を行ったためです。

この例ではbitFlyerで売却しましたが、coincheck, bitFlyer それぞれで売却価格を確認して高い方で売れば良いと思います。

ヨーロッパ(ユーロ)の取引所でも同様に、Bitcoinを安く買える傾向があります。

まとめ

アメリカ・ヨーロッパから日本へ送金する場合、Bitcoinを使うとアービトラージ効果により、実質的な手数料が0に近くなるかもしくは逆に儲かる といえます!

アービトラージで稼げるのか?

日本からアメリカに銀行経由で送金し、アメリカから日本にBitcoin経由で送金することを繰り返すと無限に儲かるのでしょうか? 以前記事にしたとおり、日本からアメリカにの送金コストは1%以下です。

europa-kenbunroku.hatenablog.com

上記の例では、アメリカから日本に送金することで3%程度のプラスになりました。 なので、送金サイクルを1回まわすと、2%程度儲かることになります。

問題は、日本からアメリカに送金する部分です。一般に海外送金では、マネーロンダリングの防止のため、 資金元の証明を求められたり、送金額の上限があります。 それに引っかからない範囲でやれば儲かるのではないかと思います。